商品デザインについて〜アイディアスケッチ編〜

製作話

こんにちは、カランコエ雑貨店です。

今後こちらのブログでは、商品づくりの様子をご紹介していこうと思います。

まずは数回に分けて、私が普段おこなっている商品づくりの流れを記事にして参ります✏︎

お店の世界観に基づいた商品づくり

「世界観」はとても大切。

ということで、、当店のロゴにもつくりたいものの世界観を詰めました。

カランコエの花

黄色い鳥

女の子

白いコットンに合いそうな、、そんなイメージです。

展開するアイテムは、かわいいでも、美しいでも、かっこいいでも良いのですが、このイメージを崩さないようにしています。

ありがたいことに、当店のアイテムを「絵本の世界のような……」と紹介していただくこともあります。

「物語に出てきそうなもの・物語を閉じ込めたアイテム」

そのようなイメージも大切にデザインしています。

アイディア出し

1.とにかくやってみたいことをスケッチブックにかき出す。

まずはアイディアスケッチ

大ラフです(あらら、汚いですね)。

こうして最初にスケッチするときは、世界観を壊さないようにということはとりあえず考えません。

※ちなみに、画像のスケッチを元にした雑貨は限定的に少しだけつくりましたが、本格的な商品化はしていません。


2.印刷所や紙屋さんをリサーチ。商品のかたち(カード、便箋、シールなど)を決める

印刷所のサイトを調べたり問い合わせをしながら、世界観にあったデザインを決め、かたちに落とし込んでいきます。

印刷所によってサイズや仕様が異なりますので、価格も含めてどんなことができるのかをリサーチします。

候補があがったら、スケッチで描いたどのモチーフを使おうか。何点イラストが必要でどうレイアウトするか。ということも決めていきます。

もちろん、先に理想のデザイン像があって、それを実現していただけそうな印刷所を探すこともあります。

この作業がとても楽しいです。

ネットを使って調べることが多いのですが、リサーチしながら同時にアイディアスケッチをしていることもあります✏︎

どんなセット組みにしようかなあ〜など、妄想が膨らみます。


画像:「グリーティングカード カランディーバの花と小鳥」 「ポスター 冬のお菓子の街」 下絵

3.下描きに起こす

デザインを決めたら、イラストをしっかり描いていきます。

本番の紙にそのまま転写できるように、下描きも実物大で描きます。

アイディア出しは時間がかかるけど楽しい

はじめはモヤッとしていたアイディアが、だんだんとかたちになっていく工程は楽しく、とてもいい時間です。

そして、ここからも大事な作業は続きます。

次の記事「イラストレーション制作編」に続きます。

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